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同志社大学新町キャンパス内発掘でみつかった 室町時代(14~16世紀)の大溝と現地説明会の開催について

同志社大学歴史資料館は20221月より新町キャンパスの体育館建替地で発掘調査を行っており、この度、その成果を公開いたします。トピックは2点あります。資料のPDFデータは下記URLからダウンロードしてください。

https://www.doshisha.ac.jp/attach/news/OFFICIAL-NEWS-JA-8993/168008/file/file1-3.pdf


トピック1

【幅約3-4m深さ約2mで東西方向に30m以上延びる室町時代の大規模な溝を検出しました。

隣接する既往調査で検出した大溝の延長と考えられ、あわせて70m以上の長さの遺構と推定できます(資料3)。
調査地は鎌倉~南北朝期の持明院殿(後深草上皇系・北朝の院御所)に南面する大路に接し、室町時代後半の摂関家である近衛家邸に相当します(資料1左上・下)。遺構は中世の持明院大路(毘沙門堂大路・西大路とも呼ばれる。現在の上立売通に相当する。)に沿うもので、文献資料から持明院殿の南には政治の中核地にふさわしい大路があったと想定されています。この度の調査で、それを示す大路に伴う大溝がみつかりました(資料1左上)。また、この溝は、1516世紀には近衛家邸宅の北辺にあたり、周辺には室町幕府や有力守護大名細川家邸宅などが立ち並んでおり、14世紀から引き続いて、この大溝を伴う壮麗な大路が室町時代後半まで機能していたことがわかります(資料1下・資料3)。

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トピック2

【安土桃山時代~江戸時代初頭(16世紀末・17世紀初頭)の土蔵基礎を4棟以上検出しました。


調査地は室町時代後半以後には近衛家邸でしたが、江戸時代にはその一部(上立売通と新町通沿い)は町家になっています(資料1右上)。この度の調査で、その町屋の一部と考えられる土蔵基礎を4棟以上検出しました。この部分は当時の商家の施設群だったと考えられます(資料2)。

以上の発掘調査の成果について一般の方向けに現地説明会を開催します。下記URLにアクセスください。

https://www.doshisha.ac.jp/event/2022/0609/event-detail-4712.html


by chienkan19 | 2022-06-17 11:58