人気ブログランキング |

江戸時代の小型の円形石組

 先週の遺構検出面調査を終えて、天明8(1788)年火災整地層を掘削してその下面の遺構群を検出しました。一部の遺構は、もう掘削を始めました。直径約70㎝くらいの平面円形の小さな石組遺構がみつかっています。井戸にしては小さすぎるし、湧水層にまで到達する深さの遺構ともおもえません。時期は江戸時代中期以前のものと思われます。
 これまでの今出川キャンパス内の発掘調査では、このような遺構は公家屋敷などに多く見られ、庭の施設の一部(小さな水溜?)とも考えられますが、今ほっているのは武家の敷地内。江戸時代の絵図には「与力同心」などと書かれ、御所に関する任務をもつ中下級武士の居所と考えられます。そんなところに立派なお庭施設と同じような水溜があるのかなあ。
 調査スタッフは謎の石組施設に首をひねりつつ、掘削をすすめています。


a0382672_14413689.jpga0382672_14420190.jpg



by chienkan19 | 2019-08-01 14:57